ロード・オブ・ウォー (2005)

文字数 352文字

【役立ちシネマ】 2007/2/8



持てば使いたくなる危険なおもちゃ、それは武器。

闇武器商人に成り上ったウクライナ移民の夢は、世界中の人間一人に1丁の銃を売る事だ。しかし今はまだ12人に1丁だとか。
武器商人をカリカチュアしてコミカルに僕らの未知の世界に光を当ててくれる一方、人類が抱える解決策の見えない戦争という殺し合いと、そこに巣食う武器産業を厳しく陽のもとに引きずり出してくれる。

ブラックマーケットの武器商人が取引する年間数量は国家単位合法的取引にすればせいぜい「1日分」というきめのせりふが、悲しい。
いかに人類は国家の名の下に殺しあっているか・・・。

このシネマが無かったら、僕は武器に溢れた地球の現実なんか知らなかったに違いない。
武力に頼らない紛争解決は絵空事なのか?どこかに望みはあるのだろうか。 
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