天使と悪魔 (2009)

文字数 471文字

【次の朝、それは突然に】 2009/11/8



お恥ずかしい限りだが、自称シネマ大好き人間にも翳りが出てきたみたいだ。
というのも、本作品鑑賞の翌日、
なんと「結末はどうだったっけ?」 「犯人は誰だっけ?」と狼狽してしまったからだ。

いくら、内容貧困なストーリーであっても、
誘眠剤を溶かし込んだごとき構成であっても、
はたまた 辻褄の合わないつなぎが多くても、
演技側に緊張感が欠けていても、
作品の文化基盤が異なっていても、
ミステリーシネマで「結末や犯人を早々と忘れ去る」なんてことは想像すらしたことはなかった。
おそらくは僕の鑑賞力の低下なのだろう。
もう少しで@1,000円の特別待遇が待っているというのに哀しいことだ。

でも、一方的に僕のせいでもないかもしれない。
なぜならば、シリーズ一作目の前作でも似たような後遺症を記憶している。
盛りだくさんなエレメントを掬い取って映像化する手法も変わりない。
もしかして、このシリーズは
カソリック御用達「居ながらにしてキリスト教の秘話を体験」するツアーなのか?

実は、前作でうすうすその真実に気付いていた。
失敗は二度まで。
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