チケット・トゥ・パラダイス  (2022)

文字数 496文字

【シネマはやっぱり美男美女】 2022/11/8


ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツを拝見するだけでお腹いっぱいになる。
お二人ともに良いお歳にもかかわらず相変わらずの美男美女だ。
その美貌を捨て置いてのお二人の掛け合いコメディは殿堂入りの貫禄だった。
物語は、だからシンプルでハッピーに徹している。
離婚した夫婦が一人娘の旅行先での自分たちと同じような衝動婚を阻止しようとタッグを組むというのがお話のベース。
このあたりのさじ加減が監督・脚本のオル・パーカー得意の見せ所になっていた、破綻無い小ネタ満載だった。
バリ島の美しい景観、バリ人婿と親戚一同との異文化ギャップ、元妻の恋心への嫉妬と寛容・・・・盛りだくさんと言っていい。
二人のスーパースター(過去の栄光だとしても)のラブコメディは絶品であり、安定していた、さすがというしかなかった。
僕の贔屓目かもしれないが、本シネマのジョージいつもに増してクールでハンサムでいい奴だった。
若い方々にはつまらない年寄りの恋物語に映ったかもしれないが、高齢者顧客にとっては、若き頃の夢や恋を思い出させてくれる、 貴重な一本のシネマになっていた。
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