THE 4TH KIND フォース・カインド (2009)

文字数 378文字

【ほかにもある恐怖も大事でしょうに】 2010/5/23



パブリシティコピーを信用する時代ではないことは承知している。

実在の研究グループが本人で出演し、再現フィルムを役者が演じる。
ところどころダブルスクリーンで同じ状況をご丁寧に見せ、実話を強調する。
さて僕は、信用する方がいいのかどうかわからないまま観終わってしまった。

ふと気付いたのは、
この手の恐怖再現ドキュメンタリーはTVネタだったこと。
ビデオだからTVで観るのだが、それにしても安っぽい。
何故、ミラ・ジョボビッチを起用したのだろう、これも謎だ。
それより、なにより「宇宙人による拉致」の恐怖というお話ではなく、
「宇宙人っていると思いますか?」 に終始してしまう恐怖だった。

宇宙人の存在を信じ、第4種接近(拉致)の恐怖を啓蒙するシネマだった。

老婆心:
もっとほかに「今ある恐怖」を啓蒙すべきなだろう、たぶん。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み