マイライフ・アズ・ア・ドッグ (1985)
文字数 570文字
【Always in Sweden】 2010/12/22
本作はラッセ・ハムストレム監督が母国スェーデンで撮った作品、
1987年アカデミー賞、監督、脚本でノミネートされている。
主人公イングマルはお母さんを亡くしてしまった後、あんな事こんな事を母さんに言っておけばよかった・・と悩んでいる小学生(くらい)だけど、死ぬとわかってて、人工衛星に乗せられたライカ犬に比べれば「自分はまし」だと思っている。(人生は不合理だからヒラキナオリが大切だと信じる僕とよく似ている?)
イングマルはしかし田舎のやさしい伯父さんちで、いろいろ体験を通して悲しみを克服し人生を楽しむようになる。
特にスェーデンでなくとも日本でも僕らが子供時代に経験した、懐かしくも取るに足らないけど、本人にとっては貴重な出来事が映像に蘇る。
そうなんだよね、この物語は1950年代後半、まさに僕の少年時代を再現している。
もっともそんな昔の事は詳しくは覚えていないけど懐かしさは映像を通して感じられるものだ、スェーデンの映像であっても。
本シネマは子供(子供たち)そのものが主役。子供の目線って簡単に言うけど、実際にシネマに表現するとこうなるのか・・と感心した。
う~ん、もうあの時代には戻れない現実と、戻れるものなら・・とが悩ましい。
そして母に言っておけばよかったと思うこともいっぱいある。
本作はラッセ・ハムストレム監督が母国スェーデンで撮った作品、
1987年アカデミー賞、監督、脚本でノミネートされている。
主人公イングマルはお母さんを亡くしてしまった後、あんな事こんな事を母さんに言っておけばよかった・・と悩んでいる小学生(くらい)だけど、死ぬとわかってて、人工衛星に乗せられたライカ犬に比べれば「自分はまし」だと思っている。(人生は不合理だからヒラキナオリが大切だと信じる僕とよく似ている?)
イングマルはしかし田舎のやさしい伯父さんちで、いろいろ体験を通して悲しみを克服し人生を楽しむようになる。
特にスェーデンでなくとも日本でも僕らが子供時代に経験した、懐かしくも取るに足らないけど、本人にとっては貴重な出来事が映像に蘇る。
そうなんだよね、この物語は1950年代後半、まさに僕の少年時代を再現している。
もっともそんな昔の事は詳しくは覚えていないけど懐かしさは映像を通して感じられるものだ、スェーデンの映像であっても。
本シネマは子供(子供たち)そのものが主役。子供の目線って簡単に言うけど、実際にシネマに表現するとこうなるのか・・と感心した。
う~ん、もうあの時代には戻れない現実と、戻れるものなら・・とが悩ましい。
そして母に言っておけばよかったと思うこともいっぱいある。