アクアマン (2018) 

文字数 603文字

【節操はないけれど 愉しませてくれますよ】  2019/2/13



DCにもジャスティスシリーズにも詳しくないけど、
本シネマは アクアマン・ビギニングに間違いなかろう。
海に沈んだアトランティス帝国のキングの末裔、ただし地上人との混血というアクアマン。
海でも山でも強いのにアクアマン、そのくらいのアバウトさが本作の強みだった、
決して皮肉ではなく。
海を汚染する地上人を排除しようとするアトランティス連合国家、
その陰謀を止めるべく能天気なアクアマンは立ち上がる。

見どころは海中でのアクション、VFX全盛とは言いながら海中映像はすべて新鮮だった。
海中で登場人物がしゃべる事すら最初から全く違和感がない。
SFファンタジーのお約束事、
今回では海のなかでも地上と同じように生活できるという勝手な決まりがあったからだ。

物語はその構成から、ディーテイル映像まで過去の名作アクションを思い出させる、
いや あっけらかんと借用している。
「アーサー王伝説 ・エクスカリバー」
「スター・ウォーズ」
「インディー・ジョーンズ」
「ジュラシック・パーク」
「ゴジラ」
「ミッション・インポッシブル」
「007 ジェームス・ボンド」

いやはやオマージュを通りこした無節操にびっくりあんぐり、
でも一時も退屈しなかった143分だった。

そういえば、主演のジェイソン・モモアは007にどうかな?
ショーン・コネリー張りのニヒルさとセックスアピールを感じたのだけど。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み