きみの瞳が問いかけている (2020)

文字数 480文字

【王道のラブ・ストーリーに安心の満足感】2020/10/15



王道のラブ・ストーリー、
伝統のラブ・ストーリー、
2020年、新コロナ元年に観るラブ・ストーリーはストレートに「愛の奇跡」を謳い上げていた。

■不幸な過去に今なお左右される主人公恋人二人
■運命の出会い・再会を邪魔するお約束の「すれ違い」
■裏社会から手を切れないキックボクサー男
■悪意に付きまとわれる目の不自由な女
■女のためにすべてを投げ出す男、何も知らない女

すべてのエピソードは都合よく不幸せにまっしぐらに進んでいく…
しかしその先に待ち受けていたものは?!
こんなストーリーに感動している自分に驚く、
でも2020年はこんなストーリーが求められていたのだ、きっと。

●恋人たち二人のお顔のアップが連続する
●シミひとつなく、御髪の乱れない美形たち
●すこしポッチャリだったり、言葉が聞き取りづらかったりなどは問題の遥か外
●目が不自由な演技、格闘技の演技、どちらも 儲け役

でもスクリーンのなかの恋人たちに、僕は大きな拍手を心のなかで送った、
もしかして、
2020年で一番心が安らいだかもしれない、このシネマを観ていて。
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