グリンゴ/最強の悪運男 (2018)

文字数 507文字

【チーム・エドガートン 失速】 2010/2/12



かってな想像ではあるが、チームエドガートンだから出演した俳優さんもいたに違いない。
シャーリーズ・セロン、アマンダ・サイフリッド、そして主役だけど一枚看板ではなかったデヴィッド・・オイェロウォ。

シャーリーズは健気にも性悪女を見事に演じ切っていたが、ファンとしては後味が悪かった。
主役のオイェロウォにしても、上司にいいように操られる生真面目なアフリカ人をコミカルに演じているものの、
タイトルである「GRINGO」に秘められたアイロニーに至るまでにはなっていなった。
可哀そうだったのはアマンダだろう、物語のメインにかかわる存在でもなく、と言って個性を発揮する機会のないままの脇の脇。

チーム・リーダーのジョエル・エドガートンはあいかわらずの怪演、性格の悪さをここまでいやらしく演じられるのはマエストロ級だろう。
ということは兄のナッシュにその責任が求められることになるのか?
紋切り型の登場人物、同じくよくあるエンディング、前述した俳優のミスリード、テーマの不明解、監督の力不足だった。
でも、しかしながらであるが、
このような挑戦的試みは嫌いではない、これからにも期待している。
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