蛇にピアス (2008)

文字数 478文字

【失礼、間違えました】 2009/2/5



失礼、間違えました

僕は勲章でシネマを評価しない、小説も一緒。
それでも芥川賞・・・はちょいと興味をくすぐられる。
本シネマ原作は未読だから、想像だけでの物言いは失礼というものだろうが、
このシネマほど酷い出来じゃないのだろう、きっと。

まずもって、映像にする汎用性があったのだろうか。
刺青と舌ピアスは決して普通の趣味ではなくて、日蔭のそれだろう。
別な言い方だと「愛好家」の密やかな愉しみなんじゃないか?・・・自信はないけど。

いやむろん、知られざる世界の現象に驚くという教養も大切だ。
だが、本シネマのようにディーテイルを延々と見せつけられると
非愛好家は困ってしまう。
「痛そう」
「苦しそう」
「怖そう」
「危なそう」
のキーワード盛りだくさんなんて悲しい。

一歩譲って、これはマニアのための映像化であるのなら、
僕は間違った扉を開けてしまったようだ。

老婆心:
公平に見て、エロ度もグロ度もたいしたことない・・・想像力不足気味だった。
一般人はそこのところには期待しない方がいい。
友情出演の皆様ご苦労様、でももっと覇気があっても良かったけどね。
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