リングサイド・ストーリー (2017)
文字数 598文字
【ディープでいて軽やかなり】 2017/10/16
「百円の恋」では 武監督と安藤さくらさんの緊張したコミュニケーションが心地よかった。
そこにはお二人の葛藤のようなものがぎこちなさとして染み出して、寂びになっていた。
そこで、大きな期待をもって拝見させていただいた。
今作も、前作に引き続いて格闘技業界が舞台となっている。
ただし、一見タイアップシネマか? と思うようなリアル業界のディープな部分にまでお話しは入り込んでいる。
AS THEY AREの格闘家(プロレスラー、K1アスリート)の100%協力がすがすがしかったな。
と云っても、実は僕は格闘業界は全くの素人、
それでもこの作品の魅力をしっかりと楽しませてもらった。
それは「ロッキー」への賛歌。
「百円の恋」でもその想いには気づいてはいたが、本シネマでは思い切りパロディに近いシーンが数多かった。無論パロディーなんかではなく、「格闘技と愛」のスーパーレジェンドシネマへの敬愛に間違いない。
だから、僕は未知の業界の新知識吸収とシネマファンとしての限りない歓喜を同時にこのシネマから受け取った。
「百円の恋」の鬱積したトーンからうって変わった男女の愛情物語、
つまりは、シネマの王道を味あわさせていただいた。
瑛太さん、佐藤江梨子さん好演!
追記:
ロケーションハンティング担当者、室内美術担当者にも乾杯。
リングシーンと異次元の男女の日常がそこに浮かび上がっていた。
「百円の恋」では 武監督と安藤さくらさんの緊張したコミュニケーションが心地よかった。
そこにはお二人の葛藤のようなものがぎこちなさとして染み出して、寂びになっていた。
そこで、大きな期待をもって拝見させていただいた。
今作も、前作に引き続いて格闘技業界が舞台となっている。
ただし、一見タイアップシネマか? と思うようなリアル業界のディープな部分にまでお話しは入り込んでいる。
AS THEY AREの格闘家(プロレスラー、K1アスリート)の100%協力がすがすがしかったな。
と云っても、実は僕は格闘業界は全くの素人、
それでもこの作品の魅力をしっかりと楽しませてもらった。
それは「ロッキー」への賛歌。
「百円の恋」でもその想いには気づいてはいたが、本シネマでは思い切りパロディに近いシーンが数多かった。無論パロディーなんかではなく、「格闘技と愛」のスーパーレジェンドシネマへの敬愛に間違いない。
だから、僕は未知の業界の新知識吸収とシネマファンとしての限りない歓喜を同時にこのシネマから受け取った。
「百円の恋」の鬱積したトーンからうって変わった男女の愛情物語、
つまりは、シネマの王道を味あわさせていただいた。
瑛太さん、佐藤江梨子さん好演!
追記:
ロケーションハンティング担当者、室内美術担当者にも乾杯。
リングシーンと異次元の男女の日常がそこに浮かび上がっていた。