ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス (2014)

文字数 476文字

【割り込みでもOKです】 2015/7/2



最初の2作品は観ていません、つまり何も見ていないのにシリーズ3作目に横入りしました。

短いけれど簡潔明瞭な「これまでのあらすじ」レクチャーがあったとはいえ、すんなりとシリーズに溶け込めました。
そしてビックリ。
つい先日拝見した2014年アカデミー主演女優ジュリアン・ムーアや、惜逝のフィリップ・シーモア・ホフマンが出演していました。
タイトルのようなゲーム感覚シネマではなくて、なかなか骨のある近未来ディストピア物語になっています。
このジャンルが近年勢いを増している中で、お子様から熟年までが楽しめる配慮がされていたようです。
当然、キーワード「圧政に苦しむ民衆の蜂起、革命」に政治的匂いがないはずもありません。
民主主義を弾圧する独裁国家を仮想敵国とした世界イメージ戦略の一つと言われても納得できます。
皮肉にも、シネマの中で革命宣伝戦略が誇らしげに語られていますが、
本作そのものを揶揄しているとすれば、ハリウッドはしたたかで、まだ正常でしょう。
次作、ファイナルのファイナルが楽しみになった、意義ある割り込み鑑賞でした。
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