ジャーヘッド (2005)

文字数 309文字

【殺人マシン】 2007/2/2



湾岸戦争に従軍した海兵隊員のお話。
主人公のセリフにもある『一度も銃を撃たずに戦争が終わった』兵士たちの「戦争のなかの日常」を知ることができる。
血に飢えている者、怯える者、シニカルな者、居心地よしとする者、様々だ。
こんな兵士たちをどう判断するか?観るものに迫ってくる。

今でもイラクでは戦闘で毎日ジャーヘッドが死んでいる。そして2万人のジャーヘッド増強。
殺人マシン教育を受ければジャーヘッドになれるのは簡単だと本シネマは教えてくれる。
国家の大儀をもって人殺しを称える政府がある限り、応じる若者が絶えることはない。
そして傷つくのは若者たちだから、尚悲しい。
僕には正義の在り処が見つけられない。
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