クリード 炎の宿敵 (2018) CREED II 

文字数 578文字

【ロッキーあってのクリードだけど快感ですね】  2019/1/11



1976年からだから43年になるのか! 
ロッキーとのお付き合いもそろそろ半世紀になる、長い距離をともにしてきたものだ。
(…と自分勝手な感慨にふける)
ロッキー自身は「クリード(2015年)」以来 
物語のなかでは一歩退いた形で、【ロッキー伝説】のようなものを続けてきている。
アポロの息子クリードを分身として、そこでロッキー伝説を紡いでいる…といったところか。
(今作でもいたるところにロッキーの景が見え隠れする)

しかし、これが実に感動的で、懐かしく、
何よりわれを忘れてこみ上げてくる嬉しさを発散できる。
これぞ、ロッキー効果だろう。
今シネマでもロッキーは神のごとく強く、頼もしい。
クリードにとっては父親代わりというよりも勝利のマスターとして君臨する。
そのことが決して嫌味にならないところが「ロッキー」たる所以である、
43年の実績は伊達ではない。

今作でクリードは世界戦を3度闘う、
少しスピードオーバー気味だけどロッキーの言葉で納得する。
【もう、お前の時代だ】

と信じて、クリードだけのボクシングシネマを作るほどハリウッドは生易しくない。
ロッキーあってのクリードに違いない、
次回はロッキーの家庭愛が見えるといいな
…と思うけど、ほんとにそろそろロッキーの時代も終わりかな?

少し寂しくなるな。
あともう一本!
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