ゴジラvsコング (2021)

文字数 561文字

【SDGのGはゴジラのG?】 2021/7/7



1954年誕生のゴジラシネマがハリウッドに移籍してシリーズ化され、本作はその最新作だ、メイジャーリーグでの日本人の活躍が今日現在日米ででっかい話題になっているように、ゴジラも間違いなくアメリカでの居場所を確立したみたい、ご同慶の至りだ。

本作は巨大生物王者をかけたゴジラとキングコングとの宿命の戦い・・・という予告編メッセージが記憶にこびりついていたが、結果としてうまく騙された感じもしている、一方では「VS.」シリーズの究極の焼き直しともいえるかも。

いずれにしても、古き名前のレジェンド二匹の死闘が見ものになっている、人間の役者には出る幕はなかった、ハリウッドデビューの小栗さんと言えども、残念ながら。
シネマはゴジラとキングコングの世界にとどまらず、ジュラシックパークワールド、メカロボなど使いまわしできる素材を遠慮なく活用している。コングと会話する少女、秘密基地に潜入するオタク、などもその範疇に入れることもできるとすれば、本作は見事なまでにサステイナブルだった。
顧客満足度は、したがってゴジラ(またはキングコング)ファンには頗る高くなるだろう。

僕はと言えば、日米のヒーローが地球を救う、
あまりにも安直な展開にうっとりするのみだった。
次回にはゴジラも手話を覚えてくるのかな?
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