パンク侍、斬られて候 (2018) 

文字数 455文字

【パンクは世間に嫌われてなんぼのもの】  2018/7/4



パンクはメジャーであってはならない、その通りの印象だった。
予告編の俳優陣の顔ぶれで圧倒される一方、その適材適所を危惧したりもした。
あらためて、綾野剛、染谷将太、東出昌大、豊川悦司、國村隼、浅野忠信、永瀬正敏各氏を
シネマの中でしっかりと確認させていただいた。
原形をとどめない浅野、永瀬お二人に感動した…ようやる!

ことかように、キャスティングでは好き勝手し放題だった。
脚本は理解不明な箇所多々あるものの、俳優陣の高揚、妄想、幻覚症状に比べると瑣末。
演出は、THIS IS PUNK 、冒頭からさりげなく反社会的に突き進んでしまう。

よくもこんなシネマを製作したものよ?
ちょっと調べてみた。
製作は動画配信の dTV, もともとは配信用コンテンツだったが、
途中から国産初の配信社劇場公開になった・・とのこと。

PUNKチャンネルのシネマを劇場で見られた幸せと、やっぱりの違和感がせめぎ合っていた。
日陰のPUNK シネマがヒットしてはいけない…という結論に至った。

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