未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~ (2007)

文字数 594文字

【希釈エコ大賞】 2008/4/22



キーワードは「希釈」。
希釈とは・・・溶液にさらに溶媒を加えてうすめること。
もっとも、希釈によって、ある種特定効果をあげることも多い。
しかし、
今シネマは、ドリカムの楽曲を、ただただ薄めただけの希釈、
そこに秘められたエッセンスの香りは何処にも無い。
悪意ある皮肉と思われるかもしれないが、もしかして現代の恋愛がこんなものだったら、
大いに謝罪して「希釈」の言葉は取り下げる。

そうじゃないでしょうが!

愛し合う二人は、わがままでもいいんじゃなかったっけ。
その代わり、いつも手を繋いで近くにいるんじゃなかったっけ?
愛を確かめ合う日常の先に、愛の進化した形を想像するんじゃなかったっけ・・・?
恋人のキャリアのために身を引くなんて、おいおい・・・いつの時代だよ?
だいいち、ガウディの建築なんて大手建築事務所には役立にたつんかい?
花火師はなぜ家庭を見捨てたのかい?
運動会に顔を出せば、家庭崩壊は防げるのかい?
なにやら、綺麗そうな「線香花火」は結局どうなった?
代わりに、CG満載の打ち上げ花火は豪華だったけどね。
ブレーキランプ点灯を遠慮してどうする・・・・吹き出しでも入れろよ「ア・イ・シ・テ・ル」って。

あぁ、すべては、無理やり希釈したから。
ドリカムの名曲を、ここまで薄めて利用した功労で「希釈エコ大賞」を差し上げたい。
すべては、創業時からのドリカムファンの妄言につき失礼。
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