アサルト13 要塞警察 (2005)

文字数 612文字

【「面白かったね」って言えた】 2007/2/9



イーサン・ホーク(トレーニングデイ)、ローレンス・フィッシュバーン(マトリックス)が競演してる作品をB級アクションだと評価するのは申し訳ないが、いい意味でのB級らしさに満ち溢れていて、これはこれで又いい感じである。

つまり、気楽に観ていてもハラハラ!ドキドキ!はきちんと押さえてくれるし、それなりの意外性が仕込まれていて、ぼんやり見てるわけにもいかない。
昔小学生の頃、東映作品が週替りで封切された頃、毎週それなりに面白い映画があったことを思い出したりした。
東映とハリウッドを一緒にしては申し訳ないが、シネマは僕にとっては日常の娯楽だから、「面白かったね」って言えるのが最高だ。
テーマの重い作品や、お金かけた豪華な大作もいいけどね。これは続くと疲れるな。

当作品は、雪の大晦日に(この設定がまずB級らしい)大物犯罪者を拘留した13分署の警官たちが、その大物拉致目的の何者(これもいかにもB級らしい設定で、謎なんだけど、たいした謎でもない)かに襲撃されるという、シネマでなければお目にかかれない、おいしそうなストーリーである。
何せ、大晦日の勤務をしてるようなダメ警官が最新重装備をしたプロたちにどうやって打ち勝つか? B級らしいテーマである。

こういうのやっぱり好きだなー。
結構惜しげもなく癖のある俳優たちがあっさりと殺され消えてしまうのが意外だったが、まぁ、これもB級らしくていいか。
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