犯人に告ぐ (2007)

文字数 453文字

【あぁ 男気】 2008/4/19



あぁ、トヨエツばかりがなぜもてる !
ここのところ、ちょっといいシネマで必ずお目にかかるのが豊川さん。
脂の乗り切った役者さんは、何度観てもいいものだ。
一方、
期せずして、「クローズドノート》、本作・・・と続けてDVD鑑賞する結果となった、雫井原作。こちらは荒唐無稽のミステリーグランドホテル仕様。

本作一見、資金面で苦労しているようなチープ感覚も気になったが、それなりに楽しませてもらった。
なんといっても、「劇場型捜査」という衝撃テーマに絞り込んだのがわかりやすかった。
警察内部ジャンルに分類される本作のリスクは、細かな権謀術策を描くほどに、説明パートがけだるく、スピードが殺がれることだ。

せっかくの、トヨエツ起用だから、ここは彼の男気で勝負。
正解だった。
本来強烈な個性で物語をカオスにあざなう脇役たちを、文字通り脇に追いやったぶん、重厚感を犠牲にしてしまったが、本シネマは、それでもしっかり存在を主張している。
それもひとえにトヨエツのおかげ。
あぁ、トヨエツばかりが・・・・・。
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