リバーズ・エッジ (2017)

文字数 540文字

【興味尽きないインタビュー映像】 2018/2/22



行定勲監督と二階堂ふみのセットを見逃すわけにはいかない。
事前情報なしで突撃だった。
僕はそれぞれに「セカチュー」と「私の男」の呪縛から逃れないまま今に至っている。

原作は不勉強で知らなかった、どうやら高校生 男女6名の暗めの青春物語のようだった。
世代が違えば、高校生活のエッセンスはがらりと変わる。
僕の高校時代は優劣はあっても受験勉強がその第一義だった。
恋愛、喫煙、飲酒はご法度以前の真空状態、まして薬物などは文字面も知らなかった。
では、本シネマはいったいどの時代のことだったのか?

と思ってみたが、ふと それは無意味なことに気が付く。
どうやらシネマは普遍的な青春の苦悩を操っていたようだ。
男女6名が高校生には決して見えないのもそのためだった、
彼らは悩める若者を象徴していた。

単細胞の身勝手男、同性愛の男、聡明だが過剰献身的な女、愛に飢えた女たち。
高校生が生きていると実感するのはどんな時?
そもそも生きることはどういうこと?
物語に唐突に挿入される主要登場人物へのインタビューに緊張する。

もしかして、このシーンは台本なし役柄としての受け答えだったのか?
二階堂ふみ演じた女子高生が答える
…「それでも生きていきたい」。
そう、そうなんだよね。
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