四月になれば彼女は(2024)

文字数 655文字

【不思議のかたまり 】2024/3/25

  
久しぶりに不思議シネマを拝見した。

「愛を無くさないためにはどうすればいい?」というキーワードが繰り返し語られる・・・その正解は「愛さないこと」らしい。
日本の現状だとは信じないが、そうならば少子化まっしぐらなのも納得してしまう。
    
愛の消滅が怖ければ結婚などできないし、ましてや子供を作ることもなど到底無理だろう。
日本人はいつからこんなに理性的な生き物になったのかと、不思議に思った。

不思議と言えば、主演の長澤まさみさんが役に入っていなかったことも気になった。
動物園の獣医さんだそうだが、どう見てもキリンと心を通じ合う様子は想像できないし、第一動物園の制服が似合っていない、ひどい身なりだった。

共演の(主役かもしれないが長澤ファンなので共演)佐藤健さんも、精神科ドクターには見えない、ダメなドクターにもなっていない、こんなドクターには診てもらいたくはないくらいの嫌悪感すら感じなかった。
   
かように、主役お二人に現実感がないところに加えてストーリーが、ぶっ飛ぶほどの工夫の無さときたら、どこを誉めればいいのか困った。
長澤シネマをこんな形で駄作以下にしてしまったのは誰だ!

四歩譲って映像は綺麗だったとしても、ボリビアやアイスランドの観光名所が見たくて劇場に足を運んでるわけではない。
だいたい、4月になったら…彼女はどうなるのか最後まで回答がなかったのも不思議。

ぶつ切りの脚本(原作は知らない)の中で、俳優がゴロゴロのたうち回っていた。
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