マインドハンター (2004)

文字数 445文字

【マインドハンター】 2010/8/18



R15指定、残酷映像(主に殺人シーンだけど)がテンコ盛、ここはひとつゲーム感覚で「犯人は誰だ?」を楽しんでいただくとすれば意外と贅沢な仕上がりのシネマだ。
そのゲームとは、FBI分析官(プロファイラー)試験で離れ島に合宿した生徒達が一人一人殺されていくという、本来ありえないシチュエイションのなかでパニックと犯人当てを楽しむ作品。
マニアック系かと思いきや、アクションでは職人芸のレニー・ハーリン監督はじめ役者達も実力者がズラリ。
このタイプの謎解きは「一番怪しいやつが犯人ではない」という鉄則があるんだけど、今回は怪しいやつがいないので困ってしまう。
したがって最後まで、つまり最後の一人が犯人だろうという予測で、緊張感を持って殺人シーンを見せられてしまうことになる。
もっとも「そして誰もいなくなった」のように犯人の復活もあるから油断はできない。

てなわけで、雨の一日には結構フィットしたシネマかも知れない。
怖いもの観たい人にはぜひお薦めのシネマであります。
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