スパイダー (2001)

文字数 688文字

【モ-ガン・フリーマンのワンマンショー】 2007/6/30



アレックス・クロス捜査官シリーズで2作目が映画化されていることさえ知らなかったぐらいだ。1作目の《コレクター》では、アレックスって黒人だったんだっけ?という程度の興味しかなかったことを今また思い出している。
おそらく、僕は全米ベストセラーポリスストーリーという、フィルターでアレックスシリーズを手にしたに違いない。
実はベストセラーを掲げる小説は、かなりの高率で僕にはマッチしない。

遠い記憶を辿ると、
コレクターの原作には、あまり感銘しなかった、
だからシリーズ小説はフォローしなかった。
だから、シネマの2作目はまったく僕の情報探索外にいたのだろうと推理する・・・・
わぁ~まるでアレックスみたいだ。

そんな状況だから、本シネマはまるで予備知識なし、「へぇ~、お久しぶり」で・・・ちょっぴり懐かしかった。
アレックス・クロス作品ということはモ-ガン・フリーマンのワンマンショーになるのだが、その大役を生真面目にこなしているというのが印象だった。
ベテランで、手堅い脇役で、演技の上手な黒人俳優が、一枚看板を張る条件はそんなに多くない。
邪推かもしれないが、彼は本当に嬉しそうに演じていた。
そんなモーガン・フリーマンを見るのはこちらも嬉しいものだ。

肝心のプロファイル捜査官事件簿は、2転3転4転・・・観客を裏切る各種仕掛けが円滑に、そして重要な要素だがスピーディーに作動していて面白かった。
デジャブ風シーンもあったけど、その原因がオリジナル側かシネマサイドなのか?は気にならない。
いやはや、いまだにその程度の関心しか持ってないみたいだ。
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