ライラの冒険 黄金の羅針盤 (2007)

文字数 415文字

【最初はチョロチョロ】 2008/8/13



観る前からあまり気乗りがしなかったのはなぜ?
ファンタジーだから?
ニコールが悪役だから?
熊が喋るから?

いやな予感が当たったのは、そんな理由ではなかった。
とにかく、薄味(うすあじ)だったから。
慮るとすれば、驚愕のストーリーにも、眼を見張る映像にも、
もはや僕は慣れてしまったのかも知れない。

決定的な不備知識として、本シネマが三部作の一作目だったことがある。
思い切りいいところで「続きは次回をお楽しみに」となって興ざめ。
でもよく考えれば、この連続スタイルを知らなかったわけだから、
観る側の僕には「薄味」の責任はない。

悪意に満ちた推察をすれば、
本作は三部連作ファンタジーの落とし穴なのか。
つまりは三部作で満足させるのだとすれば最初はチョロチョロなのだろう。
さて、中パッパ、終わり良しとなりますように。

老婆心:
贅沢キャストに指をくわえる映画人が大勢いることだろう。
もっと面白くできるのに・・・ってね。
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