ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場 (1986)
文字数 464文字
【ダーティ・マリーン】 2013/10/05
日本語のタイトルからも、好戦的シネマの烙印を押されそうだが、内容も海兵隊PR以外の何者でもない。一体何がクリントにこのようなシネマを創らせたのか、僕の大きな疑問ではある。
主人公はロートルの海兵隊教官、若い部下には鬼軍曹として、上官には扱いにくい古参兵として存在感を発揮するという、これまた軍隊ストーリーではステレオタイプの役柄だ。
このときクリントは実年齢56歳、普通の俳優ならば鬼教官を演ずるにはちと無理がある。
でもクリントの場合は?
クリントは76歳の今でも体を鍛え、健康に気遣っているが、当時56歳のクリントにとってはこの程度の肉体演技は軽いものだったみたいだ。
もしかして、アンチエイジング成果発表のシネマだった??
この無骨なシネマの中でうれしかったのは、元妻役のマーシャ・メイスンとの絡みだった。
ベテラン俳優らしい二人のシーンだけでも本シネマの価値はある。
海兵隊賛歌のシネマのはずなのに、仕事の出来ない上官をこき下ろすシーンが満載だ。
さすが、仕事人そして反権力のクリントならでは。
日本語のタイトルからも、好戦的シネマの烙印を押されそうだが、内容も海兵隊PR以外の何者でもない。一体何がクリントにこのようなシネマを創らせたのか、僕の大きな疑問ではある。
主人公はロートルの海兵隊教官、若い部下には鬼軍曹として、上官には扱いにくい古参兵として存在感を発揮するという、これまた軍隊ストーリーではステレオタイプの役柄だ。
このときクリントは実年齢56歳、普通の俳優ならば鬼教官を演ずるにはちと無理がある。
でもクリントの場合は?
クリントは76歳の今でも体を鍛え、健康に気遣っているが、当時56歳のクリントにとってはこの程度の肉体演技は軽いものだったみたいだ。
もしかして、アンチエイジング成果発表のシネマだった??
この無骨なシネマの中でうれしかったのは、元妻役のマーシャ・メイスンとの絡みだった。
ベテラン俳優らしい二人のシーンだけでも本シネマの価値はある。
海兵隊賛歌のシネマのはずなのに、仕事の出来ない上官をこき下ろすシーンが満載だ。
さすが、仕事人そして反権力のクリントならでは。