博士の愛した数式 (2005)

文字数 401文字

【自分に・・・反省!】 2007/7/9



脚色自体特に優れているとは感じられないけど、極めてナチュラルな流れになっている。
吉岡君のシーンからのカットバック手法も、まさに「脚本はこうあれ」・・・とオーソドックスなんだけど効果的でもあった。
そうそう、彼の役は重要になってたね、俳優の力が役を創造、拡大するんだろうな。
寺尾さんも深津さんも上手い役者だから破綻なく安心して観てられたのが一番の収穫だったかな。
数学の勉強にもなり、人の優しさにも触れることができて、
一昔前なら文部省推薦の「映画教室」該当作品になったことだろう。
期待してたせっかくのタイガース賛歌が抑えられてる点も、この際見逃してあげちゃうほど上品な清らかな仕上がりになってる。

80分の記憶でも真実の生き方ができる博士、
2日間(それも最近はあやしい、1.5日か)の記憶で、
ろくな人生を送っていない自分に・・・反省!

---記:2006年2月12日---
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