ウォンテッド　（２００８）

【オモロつまらん】　2009/3/7



ずっと「シネマファン」でいてよかった、
これからも「シネマファン」でいようと再決意した。
シネマは意外性の娯楽、
それも簡便手軽なお楽しみであるべきとも再確認した。

「ＷＡＮＴＥＤ」は僕が予想した期待を裏切ったり、裏切らなかったり、
大衆娯楽の名にふさわしい「面白さ」と「つまらなさ」がぎっしり詰まっていた。
事前の情報、パブからはＣＧ荒唐無稽アクションストーリーの予断があった。
悪く理解して　「Ａ・ジョリー頼みスーパーガール（？）シネマ」と言い換えてもいい。

案のジョリー、プロローグイントロはコテコテＣＧの血ドバシーン・・・・・つまらん。
ところが、Ｊ・マカヴォイ扮するダメ青年の巻き込まれパターン・・・・・オモロイ。
怪しげな秘密結社、その類型的なメンバーぞろぞろ・・・・やっぱつまらん。
ダメ青年の超変身トレーニング・・・シネマ史上トップランキング定番・・・オモロつまらん。
謎謎解きと真実に目覚めるダメ青年・・・・・かなりつまらん。
お待たせＡ・ジョリー最後のアクション見せ場はびっくり・・・・オモロイ。
イントロにシンクロしたエピローグのダメ青年改めいっぱしのアサシン・カッコヨシつまらん。

これほどまで落差連続のシネマも珍しい。
半世紀を越えてシネマファンでいてよかった、
そしてこれからも。