メイズ・ランナー:最期の迷宮 (2018)

文字数 446文字

【もう、ランナーじゃないのね?】 2018/5/23



2014年 第1作は、ランナーのよしみで拝見したが、謎に包まれた恐怖と生きるために「走る」クールさに痺れたものだった。
そうなると第2作(2015年)もその流れで・・・、でもテーマは走ることからサバイバルのディストピアに、Zシネマの要素も盛り込まれていたものだった。

そして今作、前作から3年がたっているし、タイトルからして決着編らしいではないか。
きっと、また「走り」が復活すると思っていた。
予告編情報では、最初のメイズに戻るらしい、きっと走るに違いない。

と・・・オープニングからど派手な列車上の救出劇が始まる、
よくできたアクションシーンの連続だが、「走らない」。
仲間救出のために敵基地に忍び込む、
そこでは、追走されるが「走る」というシンプルで崇高な行為ではなかった。
人類が生き残るための「血清」を争うという、かなり陳腐な物語に成り下がったシリーズ最終作だった。

失礼な言い方になるが、何とか「END」マークを付け加えたいがために作られたのかな?
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