インサイド・マン (2006)

文字数 533文字

【知的快感】 2007/2/9



スパイク・リー監督、デンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェン、そしてジョディ・フォスターも少し絡みます。なんとなく期待できそうなので期待して観ましたよ。

銀行に立てこもった強盗団と、交渉にあたる刑事。しかし、この事件には隠された謎がありそうだし、強盗たちも行動が怪しい。
観客は「結末や如何に?」を念頭に、またおそらくはこうなるだろうとの推理をしながらシネマを楽しめる。
アクションものにお決まりの約束事がなさそうな分、知的には楽しめる。

実は冒頭から、犯人が謎解きのヒントを観客に向けて話し掛けてくるシーンもある。最後になって、ああそうだったのか!とすっきりするのだが、それまでは意外にも、いろんな眼くらましのせいで真相が見えてこない。

デンゼル・ワシントンが刑事、クライブ・オーウェンが強盗団のボスとしてかなりいい味を出している。《キング・アーサー》でメジャーになったクライブ・オーウェンが渋くて賢くて、もてそうな役にピッタシはまっている。
僕は彼が次期ジェイムス・ボンドに適してると思ったんだけど、同じイングランド出身のダニエル・クレイグが21作目の《カジノロワイヤル》に抜擢された。

でも、これからもクライブ・オーウェンからは目が離せない。
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