スクールデイズ (2005)

文字数 526文字

【ポップ&アングラ 温故知新】 2007/2/8



いわく「金八先生を超える話題学園物語」。

自慢じゃないが(?)金八先生シリーズを僕は見ていないので、超えたかどうか評価を伝えられないけど、おそらくは学園ドラマファンも納得できる内容ではないか。
スト-リーは二本立て、現実の高校生がTVの学園ドラマ「スクールデイズ」に出演、架空の高校生活とリアルなそれがシンクロしながら、描かれる。

虚実二重の青春に、主人公が体験した学園生活とは?
結構哲学的ですぞ!

森山未來、金井勇太、忍成修吾の若手俳優がいい感じ出してる。やはり森山君にはセカチュウ以来ご贔屓筋してるもんで、彼の成長もうれしい(今回はバリバリの主役だ)。
監督の守屋健太郎の感覚は僕が学生時代に体験したポップだけどアングラで不良っぽい・・どこかはすに構えたところが匂っていてクールだね。

まさに若者チョイワルシネマ、またはスクールウォーズパロディ、金八先生パロディ等々、感じ方いっぱいの為になるシネマだ。
ただしあくまでももカウンターカルチャーとして対応するのをお忘れなく。
脇役陣に、鶴見辰吾、山本太郎、田口トモロヲ、松尾スズキ、田辺誠一の曲者がずらり。
ゲストに夏木陽介、いかにもの心遣いがうれしいじゃありませんか。

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