gifted/ギフテッド (2017)

文字数 440文字

【ナビエ・ストークス方程式を解いたDNA】 2017/11/24



ずばり、このギフトとは数学の天賦の才能。
天才数学少女と彼女の幸せを願う人たち、
その方程式解答のズレをテーマにしている。

確かにこの種のシネマはいままでも幾度かお目にかかったことがる。
天才少女の日常をを見守る善意の塊の人たち、それに反対する才能を育成する人たち、お定まりの争いが描かれる。
ただし、天才少女を守るのはその叔父と隣のおばさん、担任教師・・・少しひねりが加えられる。
悪役は少女の祖母、娘(少女の母)が達成直前にまでたどり着いたナビエ・ストークス方程式解明の夢を孫に託す。
おじさんは貧乏だけど愛情いっぱい、おばあさんはお金持ちで傲慢というルーティンは揺るがない。
さぁ、シネマを観る僕たちはどちらの側に導かれるのか? 
これまた定番ではあるが興味は大きく膨らんでくる。

ありきたりの物語を息づかせ輝かせてくれたのは、
天才少女を演じたマッケナ・グレイス、
また天才子役が登場した。
そして、
マーク・ウェブ監督( (500)日のサマー )の暖かさが甦る。
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