奇跡のシンフォニー (2007)

文字数 541文字

【《感動の押し売り》をしたいと思います】 2008/6/21



めったにしないことをしたい気持ちを抑えられない。
それは感動の押し売り・・・是非観てほしい。

フレディ・ハイモアが音楽の神童を演じる。
神童が神童に扮するだけでも、一見の価値ありだが、
物語が超スゥイート、
シネマでしか見れない愛情の洪水である。

甘すぎると言われてもいい、
ご都合よすぎるといわれてもこれまた結構。
シネマとは本来大衆娯楽であるべきという立場にある僕にとっては、
文句なしの感動作だった。

不幸な生い立ちの子供テーマは確かにずるい、あざとい。
でも、フレディを非難することは誰にもできない。
フレディがいての、この大甘ストーリーは成立する。
この神童、ますます加速的に進化している。

少年の両親役(ケリー・ラッセル、ジョナサン・リス・マイヤーズ)は儲け役。
物語のなかでも神童に導かれるが、フレディのおかげで印象深い芸歴を作った。

シネマ演出も贅肉をそぎ取ったシンプルさ、勿体つけないのが好感度だ。
何より、こうなって欲しいと僕が望むとおりに展開してくれる嬉しさ。
シネマファンでよかったと、つくづく思った。

老婆心;
音楽、そして音が重要なファクターになっている。
できれば音響インフラの整った劇場で体感して欲しい、
神童が聴く自然のサウンドを。



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