ライフ・イズ・ベースボール (2005)

文字数 638文字

【がんばれボストン、松阪も!】 2007/11/18



原題 「GAME 6」は1986年ワールドシリーズ、ボストンの歴史的逆転敗北第6戦のこと。
ということを、観た後調べて初めて知ることになったりで
・・・私立探偵スペンサーにどやされそうだな。

このポイントがわからないと、本シネマは到底理解できない。
もっと言えば
ボストンファンでないとスト-リーの落としどころも共感できないだろうな?、
もっと、もっと言えば1986年の屈辱感を体験していないと本シネマの目指したところに行き着けない。

タイガースがダイエーホークスに最後に屈した2003年日本シリーズを僕が忘れられないこと、
あの時以来ダイエーには足を踏み入れていないこと・・・・このようなトラウマなのだろう、
このシネマが表現したかったのは。

そう考えると本シネマが86年ぶりにワールドシリーズに勝った2004の翌年に作られ、
2007年に再びワ-ルドチャンピオンとなった後、日本でDVDリリースされたのも納得できそうだ。
松阪、松井、岡島らの日本人プレイヤーをワールドシリーズで応援する夢のような時代になったいま、本シネマのような、ボストンローカルマーケティングシネマが存在してもいいんじゃないかと思う。

しかしながら、これらの感想はすべて「後知恵」のなせる業。
僕は今年からボストンの試合を見始めたレッドソックスビギナーでしかない。
どうしようもない焦燥感、場違い感を覚えながらの鑑賞だったことは正直に申し添えておきたい。

がんばれボストン、松阪も!
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