単騎、千里を走る。 (2005)

文字数 450文字

【健さん お誕生日おめでとうございます】 2007/2/12



健さんとチャン・イーモウ監督の組み合わせというだけで胸がいっぱいでした。

その期待たがわずのお約束の仕上がりだったと思います。
健さんには雪が似合う、
イーモウは大地に役者を走らせる、
登場するキャラクターが周りの人間の心によって変化する、
などです。

なんといっても健さんの最後の言葉「健一もきっと喜んでくれることでしょう」こそ、
作品のテーマのような気がしています。
人に気遣う気持ちを持つことができるための「千里」だったということです。

作風はあくまでもシンプル、素人を配してドキュメンタリー肌使いになっていますが、健さんにはそれが好印象でした。
いつも様式美とか男らしさが求められてきた健さんが、生き生きしてるようにさえ見えました。
無論 健さんはそこにいるだけでかっこいいのでありますが。

役名が「高田剛一」というのもその象徴なのでしょうか。
健さん、本名は小田剛一郎、75歳を目前にして健さんの素顔をスクリーンに垣間見た思いで胸が熱くなってしまいました。
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