舞妓はレディ (2014)

文字数 555文字

【レビューは華やかな方がいい】 2014/9/23



こんなにハッピーになれたシネマは久しぶりでした。
タイトルや劇中歌のお遊びに付き合っても、余りある愉しさでした。

マイフェア・レディが下敷きにあるとはいえ、
僕は宝塚歌劇団の世界を思い出しました、ブロードウェイ劇場ではなく。
華やかでありながら、親近感にあふれ、夢の世界の余韻に浸ることができたからです。

周防シネマの何でもありパターンと言えばそれまでですが、
そのコンセプトを実現する熱意に感服しました。
そして、
鹿児島弁と津軽弁のバイリンガルお嬢さんが舞妓になるため京言葉を習うというストーリーは
想像以上のインパクトでもありました。

それらを支えていたのは、間違いなく俳優たちの熱意とパワーだったようです。
主演の上白石さんは16歳にしてスーパー女優でした、
台詞、歌、踊りすべてパーフェクト、無論演技もです。
小さな舞妓はんルーキーを取り囲む女優陣が贅沢でした。
宝塚歌劇団のスター勢揃いのような賑やかさ。
富司さん、草刈さんの冒頭のダジャレも、だから許されるべし。
教授役の長谷川さん、上手な歌声でした、ウナギの歌も入れてほしかったけど。
相変わらず爆発の竹中さん、つられて高島さんも自爆してました。
そのほか特別出演の多くの俳優さん、
レビューはこうでなくっちゃ…と満足の至りでした。

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