大いなる遺産 (1998)

文字数 790文字

【メモリーズ・オブ・エステラ】 2007/4/11



《思い出の夏》のドロシー(ジェニファー・オニール)、
《冒険者たち》のレティシア(ジョアンナ・シムカス)
以降、僕の魂が抜きとられるような女性に、終ぞシネマで出逢うことなどなかった。
僕のシネマライフにおける運命の女(ひと)はふたり・・・と決めていた。

エステラ(グウィネス・パルトロウ)が三人目になった。
●荒廃した庭園に妖精が舞い下りたような少女エステラ、
●ポートレートのモデルになってお澄まししてる少女エステラ、
●お屋敷の噴水の水にまぎれてキスする少女エステラ、
●「ベサメム-チョ」のルンバを踊るエステラ(ここから、グウィネス)、
●フィンに脚を愛撫させるエステラ、 そして去ってしまうエステラ。
▲グリーンのコーディネートが似合っていたエステラ、
▲いつも誘惑の目付、そぶりだったエステラ。

時は流れていく・・・。
■セントラルパークの、水飲み場で突然フィンの前に現れる妖艶なエステラ、
■水を飲むふりをしてキス、思い出のキスをするお茶目なエステラ、
■朝早くフィンの部屋に押しかけるエステラ、
■午前の眩しい陽光の中でグリーンの洋服を脱いでいくエステラ、
■フィンの絵のモデル、美しい曲線とポーズのエステラ。
■上流階級の男と結婚するとフィンに告げるエステラ、
■公園の橋の影のなかシルエットだけ、告げる表情が見えないエステラ、
■フィンの大胆な行動に応えるエステラ、I WANT YOU MY INSIDE,

そして再び去っていくエステラ。
時は再び流れる・・・・・。
★今は崩れ落ちたお屋敷、あの思い出に溢れた場所を娘に見せるエステラ、
★渚でフィンに再会するエステラ、
★そっとフィンにささやくエステラ、CAN YOU FORGIVE ME?
★フィンの手を握り返すエステラ。

キュアロン(監督)、ルベッキ(撮影)が創りだした
夢のようなエステラのメモリーでした。

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