トランスポーター2  (2005)

文字数 532文字

【生ものには充分注意】 2007/2/8



リュック・ベンソン製作のヒット作品の続編。荒唐無稽のゲーム感覚カーアクションカテゴリーだ。
基本的には僕の得意な分野ではないが、1作の中で「プロの運び屋は生もの(人間)は扱わない」というルールをはずしたところからのアクション展開で、確かフランスでの中国マフィアのお話だった記憶がある。ヨーロッパには経済だけでなく裏社会にも中国の進出が著しいのか?と感心した覚えがある。シネマは結構役立つものなのである。

そして今回は一転してフロリダでパートのお抱え運転手になっている主人公。
ジェイソン・ステイサムはハンサムじゃないけどいまどきのクールカッコイイおっさんだ。
なんとも今回も生ものを扱っている、なーんだ、ルール違反ばっかしじゃん。
今回の敵役は麻薬カルテルからのアウトソーシングギャング、舘ひろしに似ててほんとに悪そうな顔してる、笑ってしまう。お決まりのカーアクション以外にも本人のカンフーご披露があり、気軽に楽しめる。

とはいえ、リュック・ベンソン製作のシネマにはこのてのB級シネマが多く、当たり外れも激しい。今作品はメロドラマの雰囲気を入れたりした分中途半端になってしまった。
ク-ルなトランスポーターには馴染まなかったってとこかな。
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