SUPER 8/スーパーエイト (2011)

文字数 472文字

【王道シネマ 大好き】 2011/6/26




王道シネマなのに結構面白い・・・と言うより、王道シネマだから面白いのだろう、きっと。
王道はともすればマンネリ罠に落ち込むことがある一方、それを超える《安心感》が堪らない。

陳腐なストーリーも「キング」が手がければ老練な鈍輝すら放ってくる。
そう、間違いなくこれはスピルバーグシネマ、それ以外の何者でもない。
ハリウッドのパワーバランス詳細を知らないが、彼の影響力は一時代を築いた後もまだ健在なのだろう。だから、スピルバーグオマージュシネマでもない。

皮肉で観れば、
相変わらずのスピルバーグ節をエイブラムスで隠してみました・・・ってとこか?
僕はスピルバーグが好きだから問答無用でシネマに引き込まれ最後の感動まで一気に到達した。

少年少女の夢と悩み
見えない恐怖
国家の陰謀
正義に燃える一市民ヒーロー
善意の宇宙生命体
人畜無害なジョーク
適度な恋心
そして、家族愛、同胞愛

「激突」から始まるスピルバーグのあまたのテーマが網羅されている。
それにしてもエイブラムスは職人ですな。
いつかエイブラムスも王道を歩まれることを期待したい。
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