第9地区 (2009)
文字数 514文字
【こんなシネマ観たことない】 2009/12/26
工夫すればシネマには無限の可能性があることを証明してくれた。
こんなスタイルのシネマ、今まで観たことがない・・・。
まず、これだけでも僕はぶっとんでしまった。
一見、素人っぽいドキュメンタリー&ホラージャンルかと思わせるイントロから、
巨大武器産業企業の暗躍するポリティカルネタに成り上がったかと思ったら、
突然スタ-ウォーズ風異星間友情物語に熱く転換し、
なんと最後は戦隊もの(僕の苦手分野ではあるが)に終息しながら、
底辺にはラブストーリーがこっそり敷かれている。
何より驚くのは、
これらの万華鏡のようなストーリーの基盤が「宇宙人難民問題」という衝撃なのである。
宇宙船が故障し地球に不時着して30年間近く、
異星人が地球に難民としてキャンプ生活している。
この度肝を抜く、いや人を食ったようなった設定がなんとも面白い。
新鮮な素材をスピード豊かな展開でぐいぐいと引っ張っていく中で、
怪獣らしき異星人、
宇宙に行かないスターシップ・トゥルーパー、
アフリカ人ギャング団、
三つ巴の抗争は、どこか黒澤ストーリーも彷彿させる。
お約束事は、シネマで何ができるか?を追求することのみ。
あれよあれよの2時間だった。
工夫すればシネマには無限の可能性があることを証明してくれた。
こんなスタイルのシネマ、今まで観たことがない・・・。
まず、これだけでも僕はぶっとんでしまった。
一見、素人っぽいドキュメンタリー&ホラージャンルかと思わせるイントロから、
巨大武器産業企業の暗躍するポリティカルネタに成り上がったかと思ったら、
突然スタ-ウォーズ風異星間友情物語に熱く転換し、
なんと最後は戦隊もの(僕の苦手分野ではあるが)に終息しながら、
底辺にはラブストーリーがこっそり敷かれている。
何より驚くのは、
これらの万華鏡のようなストーリーの基盤が「宇宙人難民問題」という衝撃なのである。
宇宙船が故障し地球に不時着して30年間近く、
異星人が地球に難民としてキャンプ生活している。
この度肝を抜く、いや人を食ったようなった設定がなんとも面白い。
新鮮な素材をスピード豊かな展開でぐいぐいと引っ張っていく中で、
怪獣らしき異星人、
宇宙に行かないスターシップ・トゥルーパー、
アフリカ人ギャング団、
三つ巴の抗争は、どこか黒澤ストーリーも彷彿させる。
お約束事は、シネマで何ができるか?を追求することのみ。
あれよあれよの2時間だった。