ゴールデンカムイ (2024)

文字数 654文字

【良くも悪くも 漫画シネマ】 2024/1/19


2024年製作シネマ鑑賞は漫画原作二連発 発進した。
先週公開の「カラオケ行こ!」と本作のことである。

シネマ作り作法はしかしながら全く逆だった二作だったのが面白い。
「カラオケ・・・」が漫画では醸し出せない音とアクションで原作を補填し、もしかして原作とは異なるニュアンスの出来上がりになったのではと推測したのに対し、
本シネマは、物語のテーマである秘蔵金探しと不死身をキーワードにした冒険ファンタジーをそのままスクリーンに移し替えた、すなわちそのまんま原作シネマだったのだろうと推測している・・・両原作とも未読なので推測の域ではあるけれど。

ということで、多くの登場人物がシンプルに「金塊」に群がり争い力を競う、ハチャメチャ展開を踏襲している (のだろう)。
これを新しく「漫画シネマ」と称することにした。

そうすると、すっかりリラックスして漫画を読む楽しみを思い出しながら映像諸々にもついでにいちいち反応するのだった。
山崎賢人さんは「キングダム」との兼ね合いでお体 大丈夫なのか?  とか、
山田杏奈さんは「山女」の時より若作りでちょっと気の毒見たい?  とか、
舘ひろしさん、玉木宏さん お二人とも強烈メイクでがんばってるな?  とか、
井浦新さんって、どのキャストなんだっけ、見かけなかったけど?   とか。

まるでテレビドラマを見るごとくの緊張感の無さだった。
24枚の刺青探しサーガだとすれば、この先まだまだ長いシリ-ズになるのか、それとも・・・。
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