ワンダーウーマン (2017)

文字数 564文字

【古来女性は強き者、まして・・・】 2017/8/25



プリンセス・ダイアナ ワンダーウーマンのビギニング物語だった。
アマゾネス伝説の起源からダイアナの秘密まですべてを、
しかし簡潔にひも解いてくれる、ちょっと得した気持ちになるものだ。

ワンダーウーマンの使命は人類の大罪「戦争」の陰にある陰謀を阻止すること、
具体的には戦の神アレースの抹殺という単純ではありながら暴力的な物語ではあった。

時は第一次世界大戦ヨーロッパの末期、
平和交渉を阻んでいるものこそが宿敵アレースであるとの思い込むヒロインが可愛い。
彼女が最初に知り合った男性がイギリス軍スパイであったため、悪の軍隊はドイツとなる。
いつもいつもドイツは割の合わない役回りだ。
このドイツ軍とワンダーウーマンとの対決は、そうはいっても一つの見所、
シネマ映像ならではの迫力を楽しめる。

今回は、勘違いヒロインのおかげで戦争終結にたどり着ける。
それでは、その後の戦争の数々はいったい誰のたくらみだったのか?
現在 ジャスティススリーグのヒロインとして
プリンセス・ダイアナは何を憂えているのだろうか。

全編ダイアナ以外に美女が出てこない(と思った)。
いかにも大切にされているワンダーウーマンだけど、
全能の神の隠し子であればの特待なのだろう。
強く、美しく、ちょっと勘違いの可憐さに魅了されてしまった。

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