ナイト ミュージアム (2006)

文字数 643文字

【めくるめく夏休み時代に戻して~】 2007/8/9



・・・・博物館の夜、展示物が甦って動き始める・・・・。
というだけでは観てみたいシネマには選ばれないじゃん。
案の定、その先にちょっとした冒険物語が隠されてるんだ。
それなりの大団円だったし、惜しかったね。

それでも、「夜の博物館」がミソなんだな、これは。
小学生のころ、ひょんな具合で誰もいない下校時間過ぎの理科室に迷い入った気分。
怖いというよりは愉悦につながりそうな妄想付き孤独感を思い出しちゃう。
これって、大人には年取っても消し去れないトラウマなんだな。
言葉にすれば
「博物館の夜に何かが起きる!キャーッ 見てみたい!」
・・・かな。

実はこのシネマ、とってもためにもなる。
■ルーズベルト大統領って二人いるけど、「風とライオン」の風はどっちか?
■ネアンデルタール人は人類かホームレスか、どっちか?
■オクタウィアヌスってローマの戦士かF1レーサーか、どっちか?
■フン族のアッティラは王様か朝青龍の親戚か、どっちか?

さすが博物というか雑多というか、知識の大放出なんだな。
「歴史からしか未来は学べない」との名言もこっそり伝授してくれたり。

今の時期、夏休み中の少年少女にはピッタリのシネマだ。
なんで春休みに公開したのかな?
夏、日中は暑苦しいから、ずばり「シネマで夜の博物館ツアー」はいけてると思うよ。

あぁ~、
夏休みが3日の身としては、ただただ子供のころが懐かしいうらやましい。
何日かは必ず博物館に行くと約束するから、
あのめくるめく夏休み時代に戻して~。
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