ラブ×ドック (2017)

文字数 430文字

【羊さんがぎょうさん】 2018/5/15



スラップスティック一歩手前のコメディ、でもこれは好きなタイプだ。
脚本・監督兼任でないとできないシネマ、とても新鮮な展開と映像だった。
こんなシネマを観るのもたまにはいいだろう。

特徴はアートとミュージック。
主人公パティシエの作り出すケーキがとても美しいグラフィックアートに、
予算をかけないアートなロケ、工夫すればおしゃれな映像は撮れるという証明だった。
音楽はミリヤワールドにどっぷりと浸れる、本シネマをおしゃれコメディにとどまらせてくれた。

ただし、
物語は哀しくも切実な女性の自立と挫折、
確かにこれをシリアスに映像にしてみてもつまらない。
羊さんが恋多きアラフォーとして、老・中・青(年)の男どもと恋狂い。
やがて哀しき人格者…というオチだった。

きれいなお母さん役ばかりじゃつまんないよね、
羊さんの表情がいっぱい、可愛かったり、悲しそうだったり、美人だったり、ブスだったり。
羊さんファンとしては、もうそれだけでも十分なんだけど。
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