ジョルスン物語 (1946)
文字数 491文字
【お楽しみはこれからだ】 1979/11/1
物語のなかの有名なセリフ「YOU AIN’T HEARD NOTHING YET」を、
「お楽しみはこれからだ」と訳してコラム(後には本にもなった)のタイトルとした和田誠さん。
《ジョルスン物語》のことは、だから、観てもいないのに、よく知っていたつもりだった。
当然ながら、それほどまでに彼を魅了したシネマを実際に観てみたいものだと長年思っていた。
おかげで、妙な話題性を持ったシネマだが、今回ニュープリントで、ご丁寧にも本人自身の翻訳になるスーパーをつけて公開された。
まさに和田シネマだ。
もし、何の予備知識もないままリバイバル公開されたとしても、果たして僕は劇場に足を運んだだろうか?
和田氏が多くのシネマファンの心を動かした。
想像通りの名作だった。
夫との別れを覚悟する妻の優しさ、今のシネマ・・・いや今の人間が忘れた感覚である。
こんなやるせない哀しみを胸に、明るくなった劇場の席を去るのも、
シネマの醍醐味だったな~。
久しぶりに古きよき時代の(1946年)アメリカ映画を楽しむことができた。
こんなチャンスを頂いた和田誠の熱意にあらためて感謝する。
物語のなかの有名なセリフ「YOU AIN’T HEARD NOTHING YET」を、
「お楽しみはこれからだ」と訳してコラム(後には本にもなった)のタイトルとした和田誠さん。
《ジョルスン物語》のことは、だから、観てもいないのに、よく知っていたつもりだった。
当然ながら、それほどまでに彼を魅了したシネマを実際に観てみたいものだと長年思っていた。
おかげで、妙な話題性を持ったシネマだが、今回ニュープリントで、ご丁寧にも本人自身の翻訳になるスーパーをつけて公開された。
まさに和田シネマだ。
もし、何の予備知識もないままリバイバル公開されたとしても、果たして僕は劇場に足を運んだだろうか?
和田氏が多くのシネマファンの心を動かした。
想像通りの名作だった。
夫との別れを覚悟する妻の優しさ、今のシネマ・・・いや今の人間が忘れた感覚である。
こんなやるせない哀しみを胸に、明るくなった劇場の席を去るのも、
シネマの醍醐味だったな~。
久しぶりに古きよき時代の(1946年)アメリカ映画を楽しむことができた。
こんなチャンスを頂いた和田誠の熱意にあらためて感謝する。