コーチ・カーター (2005)

文字数 471文字

【生き残るために】 2007/2/8



サミュエル・L・ジャクソンのあたり役といわれ彼がリッチモンド高校バスケットボール部実在のコーチ、カーターを演じるバリバリのスポコンシネマだ。

この場合、僕になじみの深い《青春とは何だ》シリーズを想像しがちだが実はコーチカーターは根本的にスポーツの価値観において今までのスポコンコーチとは異なる。
カーターは、バスケットボールで大学進学を勝ち取り、人生成功の足がかりをつかませるという目的を明確にする。
ドラマの見所は部員の学業成績不振を理由に連勝中のチームを試合中止にするところだ。
タバコを吸ったから出場停止ではなく、勉強しないならバスケットボールの勝利は無意味、それも大学進学のため部員の将来のため、というところが実質的で合理的だ。

誰もがNBAのスターになれないとしたら自分の人生にどう責任を持つのか??問いが投げかけられる。
アメリカ貧民層だけでなく、人生の生き方、目的に自信のない日本人にも知っておきたいコーチングではないか。

そんな面はどうあれ、さわやかな感動に包まれてシネマを見終わること間違いなし、保証。
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