ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ! (2017)
文字数 547文字
【勧善懲悪の誤解なきように】 2018/1/12
1960年代のテレビ戦争ドラマのように、お気軽な正義のアメリカ軍物語だ、
だから気軽に楽しめばいいのだけど。
シネマの舞台は1995年のボスニア・ヘルツエゴビナ紛争末期のサラエボ近辺。
平和維持軍として駐屯しているアメリカ軍ネイビーシールズ5人チームの大活躍を描く。
セルビア軍の将軍拉致のやり放題などは特殊部隊とは思えないならず者部隊の仕業だがこれこそがアメリカの傲慢。
そんな彼らが偶然にも(?)ナチスの金塊(3億ドル)のありかを知り、それをこっそりいただこうというプライベート作戦がシネマの概要だ。
まさに荒唐無稽のナンセンス、僕も気楽に拝見するしかなかった。
ただし、「民族浄化」というキーワードを想い起こさせるセルビア軍の悪者ぶりは、お話しネタがナチスの金塊だけに誤解のないことを願うばかりだった。
つまるところアメリカの正義とNATOの思惑が大きく作用したボスニア紛争を、今頃バッサリと勧善懲悪で割り切ってしまう単純さに少し不安になる。
だけど、これはあくまでもカジュアルなアクションシネマだ。
ラストのカタルシスたるや、恥ずかしくて観ていられないがハッピーエンドとはこんなもの。
もっとも、
僕もボスニア紛争の真実などは知る由もないのではあるけど・・・・。
1960年代のテレビ戦争ドラマのように、お気軽な正義のアメリカ軍物語だ、
だから気軽に楽しめばいいのだけど。
シネマの舞台は1995年のボスニア・ヘルツエゴビナ紛争末期のサラエボ近辺。
平和維持軍として駐屯しているアメリカ軍ネイビーシールズ5人チームの大活躍を描く。
セルビア軍の将軍拉致のやり放題などは特殊部隊とは思えないならず者部隊の仕業だがこれこそがアメリカの傲慢。
そんな彼らが偶然にも(?)ナチスの金塊(3億ドル)のありかを知り、それをこっそりいただこうというプライベート作戦がシネマの概要だ。
まさに荒唐無稽のナンセンス、僕も気楽に拝見するしかなかった。
ただし、「民族浄化」というキーワードを想い起こさせるセルビア軍の悪者ぶりは、お話しネタがナチスの金塊だけに誤解のないことを願うばかりだった。
つまるところアメリカの正義とNATOの思惑が大きく作用したボスニア紛争を、今頃バッサリと勧善懲悪で割り切ってしまう単純さに少し不安になる。
だけど、これはあくまでもカジュアルなアクションシネマだ。
ラストのカタルシスたるや、恥ずかしくて観ていられないがハッピーエンドとはこんなもの。
もっとも、
僕もボスニア紛争の真実などは知る由もないのではあるけど・・・・。