アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル (2017) 

文字数 434文字

【哀しいね オリンピック選手 】 2018/5/9



それにしても 「史上最大のスキャンダル」は不適切だろう、
ノルマンディーでもないのに。
邦題の勝手気ままこれに極まれり。

トーニャー・ハーディング、
オリンピックでメダルを取れなかったフィギュア・スケーター、
アメリカで最初にトリプルアクセルを跳んだ女子選手、
ナニシー・ケリガン殴打事件の共犯、
オリンピックで靴紐が切れたシーン、
立派に世界的な名声を勝ち取っている。

本シネマは、不幸な家庭、怪物母親、駄目ボーイフレンド、馬鹿友人に囲まれながら、
オリンピックを目指した「トーニャ」の壮絶なヒロイン物語だった。

オリンピックでメダルを取れなければ、そのあと業界で食っていけないことは承知している。
「スケートで生きてゆく」・・・そんな夢を持ってどこが悪い、
トーニャにはスケートしかなかった。

関係者のインタビュー形式の中で、シネマは進展する。
最後まで、マスメディアに食い物にされたトーニャ、
今更遅すぎるけど、僕はトーニャのファンになった。
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