二ツ星の料理人 (2015)

文字数 377文字

【料理シネマにはいつも心揺るがされます】 2016/6/15



本シネマでは、料理とブラッドリー・クーパーの美味しそうなアップ映像を楽しみましょう。
類似シネマにあるように、今作でも「ミシェラン」の星が重要な役割を持っている。
またよくあるように、星を追い求めることが人生ではないことを気づく人たちの熱い想いに自らの生き方を省みることになります。

それにしてもクーパーさんは男前だね、今作でも女性、男性両方から慕われる役を無理なくこなしている。
完璧を目指す底辺から登りつめた天才シェフの言動がこれまた男前だった:
●「七人の侍」のように生きたい
●食べる料理ではなく、味わう料理を目指す
●裏切られても、喧嘩をしても仲間を信じる
●自分一人ではなにもできない、仲間の力が大切

最後に「自分にできることをやるだけ」と達観する主人公、
そこには料理の鉄人ではなく人生の鉄人がいた。
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