ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE (2023)

文字数 627文字

【PART TWO が待ち遠しい】 2023/7/21


ミッションインポッシブルもシリーズ7作目になったのかと、まずは感激に浸る。
トム・クルーズ34歳の時にスタートして今61歳になってもイーサン・ハントを演じる役者魂にもう一度感激に浸る。
本シリーズは,トムのトムによるトムのためのシネマだとつくづく思い知らされる。

当然トムだって人間だから肉体の衰えは隠しきれない、それを凌駕していたのが本人によるスタントシーンの数々だった。
崖からオートバイでダイブしパラシュートを使って、暴走中のオリエント急行列車に飛び移るシークエンスはトムの一種偏執的な想いが映り込んでいた、もっと他にスマートな潜入方法があるはずなのに…って思う一方で、トムはこれがやりたかったのに違いないと納得する。
このオートバイ・落下・パラシュートシーンの裏側は事前番宣で拝見したが、本編ではさらりと流しているうえにコミカルな落ちにしている、 なおさらに立派。

今作の敵役は「自我を持ったAI 」、それを操る鍵、文字通りキーを奪い合う国家、何やらとてつもない筋書きが仕組まれているように 思えて仕方がなかった。
進化したAIが本作では人間たちを試す、それにまんまと嵌るアメリカ、懐疑的な主人公IMFチーム。
本作はパート1、3時間近く次から次へトムのアクション芸術を堪能してもまだ終わらない、続きがあるとは。 間違いのないことは、本作は劇場で観るものであるということ。
パート2が待ち遠しい。
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