ラブ&ピース (2015)

文字数 406文字

【「ピカドン」でなぜ悪い】 2015/6/27




「ピカドン」でしたか、「ラブ&ピース」ではなくて。
もうそれだけで、納得しました。
カメちゃんを想うソングライティングなんてあの程度のものでしょう、日本人のいい加減さの象徴でした。
ダメンズがビッグになる奇跡物語と、動物飼育放棄への警鐘ファンタジーが同居するなかなか面白いシネマ世界でした。

ペットや玩具は、その飼い主・持ち主への盲目的献身を人間は理解していないという痛烈な批判は、果たしてどれだけ届いたでしょうか。
プロテストソングはカメに教えてもらうものではなくて、アーティストがその命を削って絞り出すものだと分かっているのでしょうか。

今どき珍しい、着ぐるみの怪獣に感動しました。
東京の街並みが怪獣に破壊されるのも久しぶりでした。
カメの恩返しは、温かくもあり厳しくもあり、動物本能のママでした。

ピカドンを忘れて(忘れたふりをして)いると、
知らない間にまた昔に戻っちゃうよ。
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