ターミネーター:新起動/ジェニシス (2015)

文字数 664文字

【荒業シュワ様物語】 2015/7/10



「新起動」というのは今までのシリーズをチャラにしてリセットする・・・ということと理解しました。新シリーズを称して「ジェネシス」ということですか。
僕は今までのターミネーターシリーズにはまるでノスタルジアを感じていないものですから、過去にこだわらず素直に物語に入り込めました。

とはいっても驚きました、いろいろと。
驚きの基本はパラレルワールド導入という荒業です。
今作の設定は今までとは異なる時間軸で、少し違った「ターミネーターシリーズ」が並行存在していたという前提ですね。
サラ・コナーは最初から腕っこきの戦士です、彼女を守るため時空を超えてきたカイル・リースは無意味でしたね、戦力としては。
もしかして、カイルはジョン誕生にとっても無意味になるのでしょうか(次作乞う期待かも)?

それもこれも、旧型ターミネーターのシュワ様のおかげというのも荒業その2です。
サラ・コナー9歳の時からのボディ・ガード兼養育係のシュワ様がいたのでしたら、この世に怖いものなどないでしょう。
このシュワ様はシリーズ1作目の30歳から現在の67歳まで67年の移り変わりを本作で演じてくれます。このターミネーター、外装は人間同様に加齢するのだそうです、2017年時点で白髪になります、荒業その3でしょう。

本作が新起動3部作の1作目だそうです。
加齢による外装が憐れなのですが、ヴァージョンアップした強さはやはりシュワ様ならではの魅力ですね。
シュワ様ご自身の加齢による枯れた演技に、心より同情のエールを送ります。
次回作、待ってます。
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